新着
名古屋市の元課長に懲役1年6カ月の求刑 観光客の誘致事業を巡る汚職事件

08.06(水)19:11
観光客の誘致事業を巡り収賄の罪に問われている名古屋市の元担当課長に、検察は懲役1年6カ月などを求刑しました。
収賄の罪に問われているのは名古屋市の元担当課長大塚勝樹被告(62)です。
起訴状などによりますと大塚被告はおととしから去年にかけて、業務で便宜を図るなどした見返りに、広告会社役員の桑原清美被告(54)から約28万円を受け取り、預かっていた約14万円の返済を免除されたとされています。
6日の初公判で大塚被告は起訴内容を認めました。
検察側は「生活費や遊興費に多額の出費をしていて利欲的で身勝手な動機に酌むべき事情はない」などとして懲役1年6カ月と追徴金約43万円を求刑しました。
弁護側は執行猶予を求めました。