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自衛隊機墜落 搭乗員の死亡確認 新田原基地司令「悲しみを繰り返さないと固く誓う」

05.23(金)12:00
自衛隊の練習機が愛知県犬山市の入鹿池に墜落した事故で、搭乗員2人の死亡が確認されたことを受け、所属する基地は「この悲しみを二度と繰り返さないと固く誓う」などと悼みました。
22日、死亡が確認されたのは、宮崎県の新田原基地所属の井岡拓路1等空尉(31)と、網谷奨太2等空尉(29)です。
2人が搭乗した練習機は、今月14日に小牧基地を離陸した直後に犬山市の入鹿池に墜落しました。
大嶋善勝新田原基地司令は、「かけがえのない仲間を失ったことは痛恨の極み」「この悲しみを二度と繰り返さないと固く誓い、全力を尽くしてまいる」などとコメントしました。
また、訓練生時代に網谷さんを指導した航空幕僚監部広報室の浅岡浩和さんは、これまでの取材に、「真面目で優秀だった」「将来有望で成長を楽しみにしていた」と話していました。
墜落の原因はわかっておらず、入鹿池では引き続き、機体の回収や流出した油の処理などが行われています。