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小中学生の野外学習 「1泊2日の期間短縮」から一転して「2泊3日」OKに 名古屋市

05.23(金)19:02
名古屋市は2026年のアジア・アジアパラ競技大会期間中に、野外学習の期間を短縮するよう学校側に依頼していましたが、22日、広沢市長が取材に応じ、一転して、例年通り2泊3日で実施できるめどが立ったと明らかにしました。
2026年9月から10月に愛知県を中心に開催されるアジア・アジアパラ競技大会では、選手や関係者を輸送するため多くのバスが必要になることから、愛知県と名古屋市は教育委員会に対して大会期間中にバスを利用する学校行事の予定を変更するよう依頼していました。
これを受け、名古屋市教育委員会は、市内の小中学校長に対して野外学習を1泊2日で実施すると伝えていましたが、調整をした結果、2泊3日で実施できるめどが立ったということです。
期間に幅をもたせて分散させるとしていますが、野外学習を行う施設側との調整や、児童・生徒が使うバスの確保などはこれから進めていくということです。
名古屋市の市立小学校は260校、市立中学校は110校あり、小学5年生は岐阜県中津川市で、中学2年生は豊田市で野外学習を行います。