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マンションのクローゼットに遺体を遺棄した罪に問われている元ホストの裁判 検察が懲役1年6か月を求刑 名古屋地裁
01.31(金)19:53
起訴状などによりますと、名古屋市中区に住む元ホストの小山直己被告(24)は、2023年、中区新栄のマンションの一室のクローゼットに、住人の阿部光一さん(当時42歳)の遺体を毛布に包むなどして遺棄した罪に問われています。
事件を巡っては阿部さんを殺害し、現金を奪ったなどとして、小山被告の客だった無職の内田明日香被告が強盗殺人などの罪で起訴されています。
31日、名古屋地裁で開かれた小山被告の裁判で、検察側は、「被害者の体格を考えると、内田被告単独では遺体の隠匿が困難」「遺棄行為は人間の尊厳を著しく害するものである」などとして、懲役1年6か月を求刑しました。
一方の弁護側は、「人の死という状況に直面して、隠匿を手伝ってくれと言われて被告がすんなり従うとは考えにくい」などとして、無罪を主張しました。
小山被告は、これまでの裁判で無罪を主張していて、31日の裁判でも「私は一切関わっていません」「これまで言ったことにうそ偽りはありません」などと述べました。
判決は、3月17日に言い渡される予定です。