トイレ便座に座る姿を撮影されてSNS投稿…特別支援学校の17歳生徒が被害 今も学校を休み「いじめ重大事態」に認定 三重

三重県の県立高校で知的障害のある男子生徒が、トイレの便座に座る姿を隣接する県立高校に通う生徒に撮影され、その動画がSNSに投稿されていたことが分かりました。

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三重県教育委員会によりますと、去年10月、知的障害のある17歳の男子生徒が、県立高校のトイレの個室にいたところ、扉の下からスリッパを出し入れされていることに気がつきました。

男子生徒が扉を開けると、便座に座る様子を1人の生徒がスマートフォンで撮影し、その動画をインスタグラムに投稿しました。

被害にあった男子生徒は、この県立高校に併設されている特別支援学校の生徒でこの事案の後、学校を休んでいる状況が続いているということです。

学校の聞き取りに男子生徒2人はそれぞれ行為を認めていて、被害生徒から「気分を害する行為があった」などと話しているということです。

特別支援学校はこの事案をいじめ重大事態に認定し、弁護士などの第三者を交え引き続き調査する方針です。