「どうなる今年の賃上げ」全トヨタ労連が春闘の要求書を経営側へ提出 一時金は7.6カ月分を要求

02.12(水)19:27
トヨタ自動車の労働組合が、2025年の春闘の要求書を12日に経営側に提出しました。高水準の賃上げの維持を目指します。
要求書を提出したのは、トヨタ自動車グループの労働組合で構成する全トヨタ労働組合連合会です。
要求書には、賃上げ要求の統一した金額は示さず、各組合の判断に委ねるとしています。また、ボーナスにあたる年間一時金については、過去最高となった2024年と同じ、月給7.6カ月分を求めました。人手不足が深刻化する中、賃上げの勢いを維持して人材の確保や定着につなげたい考えです。
全トヨタ労働組合連合会 吉清一博 事務局長:
「未来に向けて持続的に成長していけるかどうか、持続的に雇用していけるかどうか、大切にして取り組む」