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家庭で使用した天ぷら油などから持続可能な航空燃料を 地元回収の燃料使いロサンゼルスに向け第1便飛び立つ 中部空港

05.23(金)12:13
中部空港の周辺自治体から回収した、使用済みの食用油で作られた航空燃料による初フライトが行われました。
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中部空港は周辺の6つの自治体などと提携して、家庭などから回収した使用済みの天ぷら油などから、SAF(サフ)と呼ばれる持続可能な航空燃料に循環させる取り組みを進めています。
去年4月から油の回収を呼びかけていましたが、きょう出来上がったSAFによる初フライトが実現し、空港では空港会社の他愛知県や常滑市、フライトを行うDHLなどから関係者が出席して記念セレモニーが行われました。
(中部空港 犬塚力社長)
「空港の脱炭素だけではなく、航空機の脱炭素をしっかりやっていかなければならない」
地元の廃油由来で作られたSAFでの第1便は、午前7時にロサンゼルスに向けて飛び立ちました。