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東海3県の日銀短観は2期連続で改善 「2025年も緩やかな回復が続く」日銀名古屋支店
12.13(金)18:59
日本銀行名古屋支店は12月13日、12月の短観を発表しました。東海3県の全産業の景況感は、2期連続で改善となりました。
日銀名古屋支店が12月13日発表した12月の短観によりますと、「景気が良い」と答えた企業の割合から「景気が悪い」と答えた企業の割合を引いた、企業の景気の判断を示す業況判断指数は、全産業で9月の前回調査から1ポイント上昇のプラス13で2期連続の改善となりました。
コスト上昇分の価格転嫁が進んだことや、台風などによる自動車の生産停止が解消されたことなどが影響したということです。
日銀名古屋支店 堂野敦司支店長:
「本年も当地経済に影響を及ぼすさまざまな影響がありましたが、当地経済は総じてみれば緩やかな回復を続けたと総括しています」
日銀名古屋支店の堂野敦司支店長は、今年1年間を振り返った後、2025年の景気について「2025年も緩やかな回復が続く」とした上で、「アメリカ経済や中国経済の先行き不透明感など留意すべき課題がある」と述べました。