新着
「居住実態なく」 市議の当選無効 市議側は不服申し立てへ 愛知・愛西市

06.26(木)19:08
4月に行われた、愛知県愛西市の市議会議員補欠選挙で当選した永田千佳議員に対し、26日、市の選管は「市内に居住実態がなかった」として、「当選は無効」と決定しました。
公職選挙法では、立候補する自治体に3か月以上住んでいることが定められていますが、永田千佳議員に対し、落選した候補者など3人が「居住実態がない」として、当選無効を求める申し立てをしていました。
市の選挙管理委員会は26日、この申し立てを認め、当選を無効にすると発表しました。
電気・水道・ガスの使用料金を調べた結果、ほとんど使用していなかったことなどから、居住実態がなかったと判断したということです。
これに対し永田議員は、「入院した市外に住む父親のケアや選挙活動で留守にする時間が長かった。投票してくれた市民の意思をなかったことにしてはいけない」として、愛知県の選管に不服を申し立てるとしています。