突然閉校の美容専門学校 “当時の親会社”粉飾決算で巨額融資 一部を社長が私的流用か アミックテレコム

銀行から巨額の融資をだまし取ったとして逮捕された、閉校した専門学校の当時の親会社社長らが融資の一部を私的に流用していたとみられることが分かりました。

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逮捕されたのは携帯電話販売会社「アミックテレコム」の社長、青木隆幸容疑者（68）と専務の戸田直樹容疑者（50）ら合わせて3人です。

警察によりますと、3人は会社の資金繰りが悪化していたにもかかわらず、粉飾決算書を作成し、2023年に銀行から1億9000万円の融資を受けた詐欺の疑いが持たれています。警察は3人の認否を明らかにしていません。

会社は10社以上から数十億円の融資を受けていて、多くは会社の運転資金に充てられましたが、一部は社長が私的に流用していたとみられるということです。

アミックテレコムは愛知県小牧市にあった愛知中央美容専門学校の当時の親会社の一つで、経営破綻したことで、去年5月に学校も突如閉校していました。