去年閉校した美容専門学校の親会社　銀行から約２億円を搾取か　社長ら男３人逮捕

粉飾決算を行い、銀行から融資名目で約2億円をだまし取ったとして、名古屋市に本社があった携帯電話販売会社の社長の男ら3人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、千種区に本社があった携帯販売会社「アミックテレコム」の社長、青木隆幸容疑者（68）ら男3人です。

警察によりますと、3人は、2022年から2023年の間に、千種区にある銀行の支店に対し、虚偽の決算報告書を提出し、融資名目で、約2億円を入金させ、だまし取った疑いがもたれています。

会社は去年、約27億円の負債をかかえて破産しました。

この会社は、小牧市にあった「愛知中央美容専門学校」の親会社で、この影響により、学校は、去年5月、突然閉校する事態となりました。

警察は、3人の認否を明らかにしていません。