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広沢市長が日本保守党の役職辞任 “南京との関係改善目指す”発言で支持者反発 名古屋市

08.07(木)16:35
名古屋市の広沢市長は、自身が務める日本保守党の役職を辞任したことを明らかにしました。名古屋市の友好都市である中国・南京市との関係改善を目指すとの発言が、党支持者の反発を招いたことへの対応だとしています。
広沢市長は、7日、報道陣の取材に応じ、自身が務めていた日本保守党名古屋支部長の役職を辞任したことを明らかにしました。
8月4日の会見で、"友好都市である南京市との関係改善を目指す"という広沢市長の発言が党の支持者からの反発を招き、事態の収拾をはかるため、辞任を決断したということです。
名古屋市と南京市は1978年に友好都市となりましたが、2012年、河村前市長が、「いわゆる南京事件はなかったのではないか」と発言したことを受けて、交流が途絶えていました。
今後、市議会の超党派の議員連盟が南京市を訪れた際に広沢市長の親書を届ける計画については、変更はないとしています。