「無理だなと思うときでも全員笑顔でできた…」夏の甲子園沸かせた県岐商と愛知・豊橋中央が自治体トップに報告

夏の甲子園を沸かせた県立岐阜商業高校と愛知の豊橋中央高校の球児らが、それぞれ自治体のトップを表敬訪問しました。
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(県立岐阜商業 河﨑広貴主将)
「皆さん、本当に応援ありがとうございました!」
4日午前9時半ごろ、岐阜県庁を訪れたのは、夏の甲子園大会でベスト4に勝ち進んだ県立岐阜商業高校野球部の選手と監督ら6人です。
(県立岐阜商業 河﨑広貴主将)
「誰もが無理だなと思うときでも、全員笑顔でできたのが勝利につながったと思う」
江崎知事「このチームすごいなって」
自らも3回戦の試合を甲子園で観戦したという江崎知事から、球児らにこんな言葉が。
(岐阜県 江崎禎英知事)
「苦しい時にこそ、笑顔でいるというのを思い出した。失敗しても、フォアボールを出しても、嫌な顔をすることが一つもなかった。このチームすごいなって」
甲子園で印象に残っている場面について、四番打者を務めた坂口選手は。
(県立岐阜商業 坂口路歩選手)
「自分の(準々決勝の)サヨナラ(ヒット)。あれは一生忘れられないんじゃないかな、と思うぐらい印象に残っている」
また、生まれつき左手の指がないハンディを乗り越え活躍を見せた横山選手は。
(県立岐阜商業 横山温大選手)
「強豪になればなるほど、試合前に絶対やってやるぞという気持ちが生まれてきた」
3人の選手は、甲子園で学んだ「どんな状況でも笑顔でいることや諦めないこと」を今後の財産として大切にしたいと強く語りました。
髙橋大喜地投手が市長にコブラツイスト
そして、4日午後5時半ごろ、愛知県の豊橋市役所を訪れた豊橋中央高校野球部の選手たち。長坂尚登市長に甲子園での活躍を報告しました。
(豊橋中央高校 砂田隆晴選手)
「たくさんの応援ありがとうございました。あと一歩でしたが、勝ちきれずすごく悔しかった」
豊橋市の高校としては、74年ぶりの夏の甲子園出場を果たし、8月11日には、今大会準優勝の日大三高と熱戦を繰り広げ、惜しくも敗れました。