今年卒業のはずが…信号無視の車に命奪われた小学生　事故から3年　遺族「娘の声を待っている」　名古屋市

名古屋市瑞穂区で小学生の女の子2人が車にはねられ死傷した事故から3年となるのを前に、現場で地元住民らが黙とうしました。

　瑞穂区の交差点で2022年3月24日、赤信号を無視して横断歩道に進入してきた車に、小学生の女の子2人がはねられました。

　当時小学3年の女の子が死亡し、4年の女の子が大けがをしました。

　車を運転していた男は禁錮5年の判決を受けています。

　事故から3年となるのを前に、現場で地元住民らが生きていれば今年小学校を卒業するはずだった女の子を悼んで黙とうしました。

　メ〜テレの取材に対し死亡した女の子の遺族は「3月は特に憂鬱な気持ちとなる季節になってしまいました」「娘の元気な声が聞こえるのを、ひたすら待っている自分がいます」などとコメントしました。