アジア大会の財政支援を知事らが石破総理に要請　資材や人件費の高騰で経費が2000億円超える見通し

来年、愛知県で開かれるアジア大会の経費が膨らむ中、大村知事らが総理官邸を訪れ、石破総理に財政支援を要請しました。

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来年9月に愛知県と名古屋市が共同で開催するアジア・アジアパラ競技大会をめぐっては当初、大会にかかる経費を1050億円と試算していましたが、資材や人件費の高騰を受け、現在は2000億円を超える見通しとなっています。

経費の大半は県と市が負担することになっていますが、組織委員会のトップである愛知県の大村知事と名古屋市の広沢市長らが、きょう総理官邸を訪れ、石破総理に対し国が経費の一部を負担するよう要請しました。

（愛知県 大村秀章 知事）
「経済財政運営のポイントである骨太の方針に国の関与・支援を、ぜひ明確に書き入れていただきたい」

大村知事らは財政支援のほか、選手や観客の暑さ対策についても、国が積極的な役割を果たすことなどを求めています。