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“下駄NG”&“水槽”の難しい舞台でアピール…大阪・関西万博で『岐阜県の日』郡上おどりと長良川鵜飼に会場沸く

06.09(月)21:42

大阪・関西万博で6月9日、「岐阜県の日」と題して県の魅力をPRするイベントが開かれました。 開幕から58日目を迎えた大阪・関西万博。9日、「岐阜県の日」と題し、魅力をPRするイベントが開かれ、会場には岐阜県のキャラクター「ミナモ」が姿を見せました。 ステージ上には水槽が用意され、1300年以上の歴史がある“ニッポン”伝統の長良川鵜飼が披露されました。 水槽で行うという難しい舞台ですが、鵜匠が紐で巧みに鵜を操り、見事アユを捕まえると、世界中から訪れた観客から拍手が沸き起こりました。 フィリピンから来た人: 「とても素晴らしかったです。とてもたくさんの事が学べ、伝統的な鵜飼はとても珍しかったです」 さらに、徹夜踊りでおなじみの「郡上おどり」も披露されました。来場客も参加し、会場は祭りの雰囲気に包まれました。 しかし、みんなで響かせる“下駄の音”が魅力の一つの郡上おどりですが、万博のステージでは使用NGでした。 郡上おどり保存会の山田忠平会長: 「会場の舞台が下駄がダメということで、やっぱり下駄を履かないと、雰囲気がだいぶね…」 厳しい条件でしたが、その魅力はしっかりと伝わっていました。 埼玉から来た人: 「テンポが良かったりとか色んなパターンがあって、みんなが一緒になって一体感を味わえるというのがすごく好きです」 郡上おどり保存会の山田忠平会長: 「430有余年、歌い踊り続けた岐阜県の宝ですから、国内はもとより、世界に発信したいと思います」 美濃焼や朴葉味噌などの特産品も販売している「岐阜県の日」は、6月10日も開かれます。