男性の遺体が見つかった事件　死体遺棄の罪に問われていた男性の無罪判決が確定　名古屋地裁

名古屋市中区のマンションでおととし男性の遺体が見つかった事件で、死体遺棄の罪に問われていた男性について、無罪判決が確定しました。

　元ホストの小山直己さん（24）は、おととし10月に中区新栄のマンションで、強盗殺人などの罪で起訴されている無職の内田明日香被告（31）と共謀し、住人の阿部光一さん（当時42歳）の遺体をクローゼットに入れ遺棄した罪に問われました。

　3月17日に名古屋地裁は「共謀したとする内田被告の供述の信用性が十分に担保できない」「犯罪の証明ができない」などとして無罪を言い渡しました。

　名古屋地検は期限の3月31日までに控訴せず、小山さんの無罪判決が確定しました。

　「判決内容を検討した結果、原審の判断を覆すことは困難と判断した」としています。