ビール値上げの影響と対策 酒の専門店「大きな影響ある」 瓶ビール激安の焼き肉店「そのままで」

ビール値上げの影響と対策。瓶ビールが激安価格で人気の名古屋の店で対策を取っていました。
4月も「大規模な値上げラッシュ」。
帝国データバンクによりますと4月の食品の値上げは、1年半ぶりに4000品を超えます。
「調味料」に次いで多いのは――
「4月から缶ビールや缶チューハイなどが値上げされました。お酒好きな人にとっては大きな痛手となりそうです」(木岡真理奈アナウンサー)
ビール大手4社が、4月からビールやチューハイなどの値上げに踏み切りました。
原材料価格や輸送にかかるコストの高騰などが理由だということです。
2日、名古屋市内にある酒の大型専門店に訪れてみると――
「きのうから値上げした商品です。1ケースあたり、300円くらい上がりました」(酒ゃビック 八田駅前店 店長 松下直樹さん)
一部在庫がある商品は、価格を据え置いて販売

「酒ゃビック」では、ビール、発泡酒、第3のビールなど、1ケースあたりで300円程度、1缶あたりでは20円程度、1日から値上げしました。
「ビール類だけで売り上げの4割を占めるので、今回の値上げは、大きな影響はあるかなと思います」(松下さん)
お客さんに少しでも喜んでもらいたいと、3月末、特売を実施。
一部在庫がある商品は、価格を据え置いて販売しています。
「酒ゃビックの物流センターに、3月中に売れ筋商品をしっかり仕入れることで価格の据え置きを実現した」(松下さん)
Q.据え置き期間が終了するといくらに
「だいたい300円ほど、値上げになります」(松下さん)
今回の値上げについて聞いてみると――
「3月末くらいに10ケースくらい買ったが、違うものも飲みたいと思い来た」(客)
Q.毎日飲むビールの値上げについて
「しょうがない。できれば前の値段に戻してもらえないかなと思っています」(客)
店側は、今回の値上げで、いったん売り上げは下がるものの、夏に向けて需要が増えることを期待しています。
瓶ビール激安の焼き肉はどうする?

一方、名古屋市千種区にある、炭火で焼くホルモンが人気の焼き肉店。
店の外には、氷水でキンキンに冷やした瓶ビール。
瓶ビールが売りのホルモン焼き肉店。冷蔵庫からは、瓶ビールが飛ぶように出ていきます。
客は、価格をまったく気にしていない様子で次々と瓶ビールを注文していきますが、お財布は大丈夫でしょうか――
「ビール安いですよここは。ありがたいですね、ビールが好きなので」(客)
「ありがたいですね。ビールが安いのは、やっぱり最初はビールからスタートしたいので」(客)
「ここだと何本でも行ける。我慢しなくていい」(客)
瓶ビールが安いというこのお店、中瓶1本の価格は――
「瓶ビールは1本328円で提供しています。他のお店と比べるとだいたい半額ぐらいになっていると思います」(モツの杉ちゃん 店主 杉下伸幸さん)
「肉などの値段を上げても、ビールはそのままで」

4月1日から瓶ビールの仕入れ価格が1本あたり40円ほど値上がりしましたが、価格を変えずに328円で提供。
そのかわり、ソフトドリンクなど一部のメニューを1日から値上げしました。
「オープンからのこだわりで、今年も来年もできるように、ちょっと肉などの値段を上げても、ビールはそのままでやっていきたいと思っています」(杉下さん)
ビールで客を呼び、他のメニューで利益を出すという作戦で乗り切るそうです。