新栄の“クローゼット遺体” 男性の無罪確定 名古屋地検が控訴断念「一審の判断を覆すことは困難と判断」

名古屋市内のマンションに遺体を遺棄した罪に問われ、先月、名古屋地裁で無罪が言い渡された男性。検察は控訴せず、無罪が確定です。

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一審判決などによりますと、名古屋市中区の元ホスト・小山直己さんは、おととし10月、強盗殺人などの罪で起訴されている内田明日香被告と共謀し、阿部光一さん（当時42）の遺体をマンションのクローゼットに遺棄した罪に問われていました。

先月、名古屋地裁は「ともに遺体をクローゼットに押し込み遺棄したなどの内田被告の供述には合理的な疑いが残る」として無罪判決を言い渡していて、名古屋地検は、きょう控訴しないことを明らかにしました。小山さんの無罪判決が確定することになります。

名古屋地検は「判決内容を検討した結果、一審の判断を覆すことは困難と判断し控訴しないこととした」とコメントしています。