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約520万円を不正に引き出し 名古屋市職員共済組合の男性職員を懲戒免職処分「借金の返済などに充てた」

05.29(木)17:35
名古屋市職員共済組合の男性職員が組合が管理する口座から現金約520万円を不正に引き出していたとして懲戒免職となりました。

29日付で懲戒免職の処分を受けたのは、名古屋市職員共済組合の団体職員の男性(65)です。
名古屋市職員共済組合によりますと、男性職員は2024年8月から今年4月にかけて組合が管理する口座から31回にわたりあわせて約520万円を不正に引き出しました。
今年4月、男性職員が自ら上司に申告して事態が発覚し、その後、男性職員は全額返済しました。
組合の聞き取りに対し、男性職員は子どもの教育費や車の車検代、借金の返済などに充てたと説明しているということです。
職員共済組合は29日、男性職員を業務上横領の疑いで刑事告訴しています。また男性職員の上司であった名古屋市総務局の課長補佐は管理監督が不十分であったとして、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けています。