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振り込み繰り返し…約6300万円の被害 SNSをきっかけにした投資詐欺で 名古屋・名東区の男性

04.28(月)22:44
名古屋市名東区に住む70代の男性が、SNSをきっかけにした投資詐欺の被害に遭い、現金約6300万円をだまし取られていたことがわかりました。

警察によりますと、名東区の70代の男性は1月ごろ、投資に興味があったことから資産形成に関するSNSのグループアカウントに自ら参加しました。
その後、グループのメンバーの女性を名乗るアカウントや、その上司を名乗る人物のアカウントから投資話を持ち掛けられたということです。
男性は、指定されたアプリを通して指示されるままに複数回にわたり、現金を振り込みました。
アプリ上では利益が出ているように表示されていたため、男性が現金化しようとすると、グループのメンバーから「手数料が必要」としてさらに現金の振り込みを求められるなどしたということです。
男性は振り込みを繰り返し、現金あわせて約6332万円をだまし取られました。
不審に思った男性が弁護士に相談したところ、詐欺と指摘され、被害が発覚しました。
警察は、SNSだけでやりとりしている相手を簡単に信用せずに、「必ず儲かる」「投資に詳しい人を紹介する」などと言われたら、詐欺を疑ってほしいと呼びかけています。