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「絶対評価」のはずが…名古屋市立の中学校で内申点の“相対評価”と捉えられる評定基準発覚 現役教師「成績の改ざんになるのではと…」

04.28(月)21:08

内申点をめぐる問題が明らかになりました。名古屋市立の中学校では「内申点」について、生徒個人の達成度をみる「絶対評価」としていますが、市内44の中学校で、ほかの生徒と比較する「相対評価」と捉えられる評定基準を文書などで共有していたということです。 市教委は、全ての名古屋市立中学校を調査した結果、「相対評価を行った学校はなかった」と結論づけましたが、名古屋市立中学校の現役教師は取材に対し「(2018年ごろに)教務主任から『成績をこの程度、この範囲でおさめて下さい。決めてください』と言われました。今でいうと改ざんになるんじゃないかと思うんですが、(成績を)下げなきゃいけない状況がうまれたことがあります」 市教委は2024年度分しか調査しておらず、それ以前については、資料の保管期間などを理由に「調査を行わない」としています。