保育園を高台に移転　南海トラフ地震による津波への備え　三重・南伊勢町

三重県南伊勢町にある保育園が、南海トラフ地震による津波に備えて高台に移転し、開園しました。

　開園したのは南伊勢町東宮にある「なかよし保育園」です。

　以前の「なかよし保育園」の園舎は、南海トラフ地震の津波による浸水想定区域内にありました。

　新しい園舎は海抜14メートルの高台に建設されました。

　今回の「なかよし保育園」の移転で、南伊勢町のすべての保育園が、浸水想定区域外となりました。

　新しい園舎には雨の日でも送迎で園児が濡れないように、長いひさしが設置されています。

　4日には入園式が予定されています。