
住宅展示場の中に“土俵” 新横綱「大の里」ゆかりの場所が愛知・安城市に 名古屋場所中に宿舎として利用

日本相撲協会はきょう、番付編成会議と臨時理事会を開いて大の里の横綱昇進を決定しました。
【写真を見る】住宅展示場の中に“土俵” 新横綱「大の里」ゆかりの場所が愛知・安城市に 名古屋場所中に宿舎として利用
来たる7月場所は名古屋!会場もIGアリーナに変わり、盛り上がりが大いに期待されます。
やってきたのは、新横綱 大の里のゆかりの場所、愛知県安城市の住宅展示場。
(松本道弥アナウンサー)
「すごい!家の中に土俵が!見たことのない空間が広がっている」
大の里が所属する二所ノ関部屋は名古屋場所中、ここを宿舎として使っています。住宅関連会社のアイ工務店が提供してきました。
キッチンには、巨大なお鍋が。目にするものなにもかもが超ビッグサイズ!
(松本)「これ炊飯器ですか?見たことのない大きさ」
(アイ工務店 斎藤隆輔取締役)「炊飯器2つでは今では足りなくて、もう1つ、2つ用意しないと1食がまかないきれない」
そして、銭湯のようなお風呂も。土俵の砂は、両国国技館と同じもの。その量は…
「ここだけで23トン使っています」
「謙虚で好感が持てる青年」
そして壁には、大の里の出世スピードをものがたるものが…
(アイ工務店 斎藤取締役)「去年の名古屋場所の時の番付をそのまま残している。次、来月下旬にお越しいただいた時には、関脇から横綱のところに移したい」
(松本)「1年で関脇から横綱ですよ」
(アイ工務店 斎藤取締役)「びっくりしますね。素人目には強いのでなるとは思ったが親方と話して『横綱は簡単なものじゃない』と(言われた)。横綱になったので、少し驚き」
去年の名古屋場所は新関脇で勝ち越した大の里。場所前には愛知県の大村知事を表敬訪問し…わずか1年後の名古屋場所では新横綱という出世街道まっしぐらの大の里。その素顔は…
(アイ工務店 斎藤取締役)「謙虚で好感が持てる青年。普通の24歳ですね。スマホやYouTubeを見たり」
28日午前の昇進伝達式も見守りました。
会ったら…『よっ!横綱』と声をかけたい
(アイ工務店 斎藤取締役)「文句なしの横綱昇進だと思うので、応援してきたわれわれとしては非常にうれしい。これからも唯一無二の横綱になってほしい」
斎藤さんらにとっては家族同然の存在です。
(アイ工務店 斎藤取締役)「文句なしの横綱昇進だったと思うので、応援してきた我々としては嬉しい。これからも唯一無二の横綱になってほしい」
(松本)「(会ったら)なんと声をかけたい?」
(アイ工務店 斎藤取締役)「『よっ!横綱』ですかね(笑)」
ことしの名古屋場所初日は7月13日。会場がこれまでの愛知県体育館から変わり、最大1万7000人収容可能な「IGアリーナ」に。
(アイ工務店 斎藤取締役)「IGアリーナのもこけら落としで、名古屋場所が始まるので、活躍してほしい」