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西日本最大のAmazon拠点が名古屋市に サッカーコート約17面分、自走式ロボット3500台 名古屋市内でも当日配送できる商品が増 名古屋・港区

09.17(水)19:10
いまや私たちの生活に欠かせないネット通販。その最大手“Amazon(アマゾン)”の物流拠点が、17日、報道公開されました。

場所は名古屋市港区。あおなみ線の荒子川公園駅を降りてすぐ。広さはサッカーコート約17面分で、Amazonの拠点としては西日本最大です。

8月から稼働しているこの施設で、働いていたのは自走式のロボット。
商品棚を持ち上げ、所定の場所に移動させます。AIを活用し最も効率の良い動きで商品を運びます。このロボットの導入は愛知県内では初めて。現在3500台が稼働しています。
他の拠点からやってくる荷物もロボットが運搬。人が大変な作業をしないよう、多くの場所で自動化が進んでいます。

人が行う作業にも工夫が。注文のあった商品を、ピックアップする際も棚のどの商品をとるのかAIが指示。働く人は迷わず作業ができます。
こうした先端技術の導入で注文から出荷までの時間を短縮。最大で1日あたり60万個以上の荷物を出荷できるといいます。

一方で、入荷された商品の検品作業など、品質管理は人の目で行っていました。

建物の外壁に太陽光パネルを設置したのは、Amazonとしては世界初。その他に地熱を利用した空調など環境にも配慮されているといいます。
Amazonは、この拠点ができたことで、名古屋市内でも当日配送できる商品が増えたとしています。