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愛知県の県立高校6校 2028年度に再編 2校が募集停止へ

10.22(水)13:19
愛知県内で生徒数の減少が続く瀬戸地区と尾張西部地区の県立高校6校で、2028年度に再編が行われ、うち2校については、新たな入学者の募集を停止することになりました。
愛知県で2028年度に再編が行われるのは、瀬戸地区の瀬戸高校、瀬戸北総合高校、瀬戸西高校、瀬戸工科高校と、尾張西部地区の愛西工科高校、杏和高校の6校です。
愛知県教育委員会によりますと、6校では2021年度から定員割れが続き、今後も中学校卒業者数が減少することが見込まれ、学校の運営が保てなくなる恐れがあるということです。
そのうち瀬戸北総合高校は、2028年度から入学者の募集をやめ、ほか3校に再編されます。
再編後も3校で連携し、起業に必要なチャレンジ精神や探究心を身につけるなど、特色のある学習に取り組むということです。
愛西市の愛西工科高校についても同様に募集をやめ、工業科の一部が稲沢市の杏和高校の学習内容に加えられます。
この2つの高校は、2027年度に入学した生徒が卒業する、2030年3月をもって閉校となります。
生徒数の減少は県全体での課題とされていて、担当者は「地域ごとの実情を把握し、県立高校全体の魅力を向上できるような、段階的な再編を今後も進めていきたい」としています。


