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揺れた連立“ 高市首相”選出 「曖昧」維新議員から注文も 河村たかし議員は…

10.21(火)16:32
21日午後1時過ぎ。衆議院本会議で始まった総理大臣指名選挙。
「高市早苗くん237票、野田佳彦くん149票。高市早苗くんを内閣総理大臣に指名することに決まりました」
高市早苗総裁が第104代内閣総理大臣に選出されました。

与党の議員となった愛知10区を地盤とする維新の杉本和巳衆議院議員は合意内容に物足りなさを感じています。
日本維新の会 杉本和巳 衆院議員(愛知10区):
「正直自民党らしい答えの出し方をしてきたと 私は感じていて 少し曖昧ですよね」
特に懸念を示すのは政治とカネの問題です。
日本維新の会 杉本衆院議員:
「企業団体献金のところは、もう一歩踏み込んで一歩でも二歩でも前進させる答えを(自民党との)交渉で勝ち取っていく必要があった」

一方、26年間続いた自民党との連立を解消し、野党となった公明党。愛知選挙区の里見隆治参議院議員も。
公明党 里見隆治 参院議員(愛知選挙区):
「当初、日本維新の会は企業団体献金の廃止について強い立場だったので、もっと強く前進させていただけるのではないかという期待感もありました。しかし方向性が全く具体的に示されないままの連立でしたので、がっかり」

前名古屋市長の河村たかし衆議院議員。
党の運営方針の違いなどから日本保守党から離党し、いまは、2人の会派を組んでいます。
前名古屋市長 河村たかし 衆院議員:「首相指名は河村さんで頼むでという話」
そして今回も「河村たかし」に投票。
事前に高市総裁からは「話したい」と連絡があったそうですが…。
河村衆院議員:「個人的にはグッドラック、頑張ってちょーよと。申し訳ないけど当選してからは、非自民ということでずっとやってきたんでねと」
少数与党のまま初の女性総理となる高市総裁のもと新たな政権がスタートします。