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高市新総理バージョンの湯飲み 前総理と比べて圧倒的に人気 岐阜県土岐市

10.22(水)16:56
新たな総理が決まるまで、目まぐるしく変わる政局に翻弄されたのが、焼き物のまち、岐阜県土岐市での湯飲み製造の現場です。
焼き物のまち、岐阜県土岐市で100年以上続く窯元、山志製陶所。
50年ほど前から歴代総理の似顔絵が描かれた湯飲みを製造。新たな総理が誕生するたびに似顔絵を追加してきました。
「この2週間いろいろあったので、ほっとしている」(山志製陶所 加藤貴仁専務)
10月4日に、新たな自民党総裁に高市氏が決定しました。
似顔絵も準備し、新たな湯飲みを作り始めようとした矢先、予期せぬ自公の連立解消。
さらに、新総理候補に国民民主党の玉木代表の名前まで浮上しました。
「玉木さんも(似顔絵を)作らなきゃいけないのかと、1人描くのも一苦労なので…」(加藤専務)
加藤さんの気持ちとは裏腹に、新たな顔が決定する前から注文が殺到する異例の事態となったそうです。
「5000個を超える(注文を)いただいているので、いいスタートを切れそう」(加藤専務)
売り上げは総理の人気に比例

ちなみに、過去の湯飲みで最も売れたのが小泉純一郎氏です。熱狂的な人気と在籍期間の長さから、約30万個を売り上げる大ヒットとなりました。
一方の石破前総理は…。
「正直言うと約1年間の任期で4000個くらいの売り上げ。すでに(高市氏に)超えられた。(総理の)人気と売り上げが比例するので…」(加藤専務)
石破前総理と比べ、圧倒的に人気があるという高市新総理バージョンの湯飲み。24日に焼き上がる予定で、25・26日に行われる土岐市の陶器まつりで販売されるということです。
「物価高の問題もある。僕らもメーカーで物を売る仕事なので、経済が回ると湯飲みも売れるので、頑張ってほしい」(加藤専務)