三重県尾鷲市では、淡い緑色の花を咲かせる珍しい桜「御衣黄桜(ぎょいこうざくら)」が見頃を迎えています。 御衣黄桜が咲いているのは尾鷲市北浦町の妙長寺(みょうちょうじ)の境内で、例年とほぼ同じ4月10日頃から花が開き始め、さわやかな緑色の花が咲き誇っています。 御衣黄桜は、緑から次第に中心の部分が筋状に赤に変わっていく珍しい花で、その色が、貴族が好んで身に着けた衣服の萌黄(もえぎ)色に似ていることから名付けられたといわれています。 見ごろはあと1週間ほど続くということです。