
氷店が本気出したらこうなった…正真正銘“氷”が器の『アイスコーヒー』15cm角のものを業務用ドリルで削る


名古屋市天白区のかき氷専門店『HYOZAN no IKKAKU』に、氷そのものをグラスにしたアイスコーヒーが登場し、涼やかな見た目と斬新さで注目を集めています。
■本気を感じる…“氷の店”のユニークな飲み物
天白区に2025年7月、かき氷の専門店「HYOZAN no IKKAKU」がオープンしました。 アールスメロンを贅沢に半玉くり抜いて器にし、練乳と夕張メロンソースをかけた『まるごとメロン』や、パイナップルをくり抜いて、たっぷりの果肉とふわふわ氷をつめた『トロピカルパイナップル』など、生のフルーツを「器」に使ったかき氷が魅力です。

この店で、「あるもの」を器に使ったユニークなメニューが話題となっています。それが『氷屋本気のアイスコーヒー』で、氷を器がわりにしたアイスコーヒー。氷をグラスとして使う斬新なメニューです。

注文すると、巨大な氷とコーヒーが出てきます。氷の表面には穴が空いていて、そこにコーヒーを注ぐと、涼やかな見た目のアイスコーヒーになります。 客ら: 「おいしいです。クールダウンできる」 「本気を感じますね」
■気になる「氷の穴」…どうやって作っている?
氷は、かき氷にも使っている15センチ角のものを使用しています。業務用のドリルで穴を開けていきますが、これが難しいということです。

水谷直人さん: 「ヒビが入ってしまうと、隙間からコーヒーが漏れてきてしまう。時間をおいて、氷の温度を上げてから削っています」 霜がついた状態で穴をあけるとヒビが入りやすくなるため、少し温度を上げ、溶かして削るというこだわりです。 コーヒーは2杯分用意されていて、1杯目はそのまま、2杯目はカフェラテで楽しむのがオススメだということです。さらに、バニラアイスを乗せるコーヒーフロートも楽しめます。

水谷直人さん: 「見た目からも涼しいアイスコーヒーを楽しんでいただけたらと思って作りました。名古屋は全国的にも暑いので、もっと涼しんでもらえるようなメニューを開発していきたいと思っています」